みなさん、こんにちは! みっかーです。
みなさんは、『鳩サブレー』食べたことありますか?
『鳩サブレー』とは、鎌倉の豊島屋(としまや)
で販売されている、鳩の形をした焼き菓子です。
これがバターがほんのり効いていて、とっても美味しいんですよ!
有名なので、食べたことある人がほとんどだと思います。
実は昨日、職場で『鳩サブレー』を頂いて、
久しぶりに食べました。
口に入れたとたん、ふわっと広がるバターと、
その後のしっとり食感。
口が乾かずにすんなり食べられる…。
幸せですね〜
1人4枚も頂いたので、1枚は彼にお裾分けしました。
ところでみなさん、『鳩サブレー』のサブレーって、
なんだか気になりません?
気になって調べてみたのですが、
サブレーは、ビスケットの一種で、サクッとした食感と、
バターの風味がする洋菓子のようです。
洋菓子なのに、なんで日本に馴染んだんだろう?
と思い、さらに『鳩サブレー』のホームページを見てみました。
すると、幾多の困難を乗り越えて、
現在のように、みんなに愛されるお菓子になったことが分かりました。
そもそも『鳩サブレー』が初めて作られたのは明治時代。
初代の店主が、異人さんから頂いたお菓子を食べ、
そのお菓子の美味しさに感動し、子どもたちに喜ばれるお菓子だと
確信したところからスタートしました。
初代の店主さんは、人の真似をするのは嫌いだったようで、
自分で新しいお菓子を作ろうと思い、試行錯誤しました。
当時はバターが手に入らず苦労したようです。
ようやく納得のいくサブレーが出来た店主は、
名前を鶴岡八幡宮の、八幡様にちなんで、
『鳩サブレー』と名付けました。
しかし、当時はバターが日本人の口に馴染みがなく、
売れなかったようです。
店主は、この味が好まれる味だと確信していたので、
美味しさを追求し、ついに大正時代。
この『鳩サブレー』に推薦を頂いたり、
御用邸からもご用命を頂いたりして、
ようやく人々の口に届くようになったようです。
その後戦争で苦しい時期もあったようですが、
戦後の高度成長期とともに、
鎌倉も観光地として活気づいていったようです。
そうして120年以上たった現在、
多くの人から愛されるお菓子になったようです。
自分が子どもの頃から大好きだった『鳩サブレー』に、
こんな背景があったなんて知りませんでした。
やはり、追求されたものって美味しいし、
みんなに愛されるんだなぁ〜と、改めて思いました。
これからも、鎌倉に行った時は、
『鳩サブレー』を買って帰ろうと思います。
食べたくなったみなさん、
ぜひ、豊島屋まで!
遠くていけない方、オンラインストアあります!
ホームページからどうぞ!!!